①家の中
②屋根の上
③家の敷地の土 |
ガンマー線は、透過率が高いので、木造の家よりは、鉄筋コンクリートの家の中のほうが、安全になります。
家の周りに、コンクリートの塀があると少なくなります。
屋根の汚れをブラシで落とします。その際、長靴などをはいて、さらにすべらないように、体を固定してから水で流してください。
雨どいのなかも、水でよく流してください。
雨どいから出た水が落ちる部分の土を、同じく塀の外にかきだす。
また、できるだけ少なくするには、家の周りの表土(1~5cm)を、この塀の外にかき出す。
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④運動場
⑤学校の窓ガラス
⑥学校の屋上 |
表土を1~5cm程度削りとり、グランドシートなどを敷いた上に、積み上げます。
ただし、その積み上げ場所は、教室から一番離れた場所に積んでください。
その上に、さらに土をかぶせたり、コンクリートブロックで加工など、遮蔽を施してください。
その上から、グランドシートなどをかぶせ、雨で流れないようにしてください。
窓ガラスにも、放射性物質がついています。
手では拭かないでください。ジェット水流で、一定の方向に流して、できたら、1か所に流れが集まるようにしてください。
その水は、砂に吸わせて、上記の、表土と一緒にまとめてください。
屋上にも、放射性物質が溜まります。ブラシでこすって、ひとつの雨どいに流してください。その雨どいは、できるだけ、生徒のいない場所を選んでください。
雨どいから出た水は、上のように、砂で吸って、同じ処理をしてください。 |
⑦雨や雪 |
自然の放射能が雨や雪に着くように、事故で出た放射性物質も雨に着きます。
降り始めの雨(大体30分くらいは)には、できるだけ濡れないでください。濡れた場合には、水道水で流してください。
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⑧牧場など |
牧場などでは、雨が溜まりやすい場所での牧草を食べさせないでください。
できたら、現在生えている牧草を含めて、表土を、牧場の周りに削り取って、シートの上に、積み上げてください。その上から、さらに下から掘り出した土を積み上げてください。いわゆる土塁を作ります。掘り下げた場所の放射能は低いので、そこから生える新しい牧草は、より放射能の低いものになります。
家畜の小屋の周りに、できるものなら、コンクリートなどの壁を積んでください。土とコンクリートの組み合わせもよいと思います。
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