多波長同時
光子計数観測型分光器
2009.1.4 撮影@TAK-SI
16 channel output photon counting spectrograph |
高感度分光器と特殊計測
【特徴】
200nmから赤外線領域までの分光に最適な、小型で明るい分光器です。
本体には、16チャンネルの光電子増倍管を接続しており、同時に16波長の分光領域を、単一光子レベルでの検出が可能となります。
【構造】
■凹面型回折格子を用いた小型分光器は、モノクロメーターとして使用します。ただし、微小波長領域の観測では、スペクトロメーターとしても使用できます。
■ 外部より、パソコンで制御可能
■ 16波長領域を同時検出器し、単一光子からの検出が可能
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紫外線分光計測システム
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紫外線AおよびB領域観測分光装置
【特徴】
紫外線領域の物性計測のために、キセノンランプを光源として、試料の透過光をダブルモノクロ型分光器によって、分光計測する装置を開発しております。ここでは、高感度の光電子増倍管を用いた装置によって、幅広い光の強度分布を計測可能とした装置としています。
【構造】
■ 150Wキセノンランプ使用
■ ダブルモノクロメーター構造
■ InGaN 光電子増倍管使用
特に、読み出し装置には、ロックイン増幅器を組み合わせることで、超高感度な分光計測が可能となっています。
分光計測には、LABVIEWによって作成したソフトウエアを介して、自動計測が可能です。 |
ファイバー入力型分光装置
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FC/SMAファイバーコネクタ接続型
モノクロメーター・ スペクトりメーター型
反射分光装置
【特徴】
14x18x10cmのサイズで、ファイバー入力や空間伝播入力で、モノクロメーターとして、あるいはポリクロメーター(スペクトルグラフ)として利用可能な、多機能分光器になります。分光出力の読み出し装置としては、Cマウント型のカラーカメラや白黒カメラの接続によるイメージ分光ができるほか、Cマウントでの光電子増倍管などへの接続が可能となります。
【構造】
■ 入力部のマウント交換によって、FCコネクタ、SMAコネクタ、空間伝播入力に対応。
■アクロマティックレンズによる集光系
■ 反射型回折格子使用
■ Cマウント出力接続
■ 手動または自動での波長調整
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100nm領域 真空紫外線分光装置
2009..10.23 撮影@TAK-SIC
VUV monochromator at around 90nm with ICF70 frange |
真空紫外線分光計測装置
【特徴】
100ナノメートル程度の真空紫外線の検出に適しております。
ICF70の真空フランジを用いたアルミチャンバーからなる片手で持てる軽量な分光器を開発!
【構造】
■ 入力部は、アルミのICF70のフランジ。
■ 100ミクロンから1mm程度の幅のスリットを取り付けることで、必要に応じた明るさと波長分解能を達成
■ 分光出力の計測に、マイクロチャンネル型検出器(通称MCP)を用いることで、時間応答が数100ピコ秒までの応答が可能
■ 同時に、単一光子レベルでの検出も可能
さらに、検出器として2次元イメージ増倍管を用いることで、真空紫外線領域の分光イメージ計測も可能となります。
回折格子の回転駆動には、真空接続した自動回転ステージを用いて波長走査が可能となります。 |
フォトニック結晶による小型分光装置
Monochrometor adopting a Photonic Crsytal as dispersion device
2009..10.23 撮影@TAK-SIC
2008.1.4 撮影@TAK-SI
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特殊フォトニック結晶小型分光器
【特徴】
フォトニック結晶を内蔵させた世界初の分光器。光ファイバー入力で、出力は、各波長ごとの光強度に比例した電流出力。
【構造】
本体内部に、回転型のディスク圧縮装置を内蔵し、そのディスクによってフォトニック結晶に圧縮応力をかける。その結果、フォトニック結晶のブラッグ反射スペクトルが変化し、その反射光を光検出器を用いて電流出力としています。
波長の例としては、
(1)650nmの赤
(2)532nmの緑
などをはじめ、紫外線から赤外線までの波長を選択可能にしたいと考えています。写真の例では、532nmの緑のレーザー光を出力しています。
フォトニック結晶
名古屋市立大学の山中純平准教授と物質・材料研究機構の澤田勉研究主任、さらには富士化学株式会社ハウトフォーム事業部との共同開発を進めています。
3次元フォトニック結晶とは、0.1ミクロン程度の微小なガラス粒子を0.3ミクロン程度の間隔で3次元配列し、その光特性が、従来の光学結晶とまったく異なる性質を示す新素材であります。
当社独自のアイデアを用いて、世界でも新しい光学装置を作りたいと思っています。 |
ファイバー入力型
光電子増倍管内蔵型分光器
(輝創株式会社 販売)
@輝創株式会社 |
SMA型ファイバー入力
16チャンネル同時読み出し型高感度分光器
【特徴】
16チャンネル型の光電子増倍管を内蔵し、同時に高速A/D変換回路も内蔵するために、USBケーブル接続によって、これらの16チャンネルの波長情報をデジタル信号として取得可能。
【構造】
■ SMA型ファイバー入力
■ 16チャンネル読み出し光電子増倍管内蔵
■ 外部高電圧制御回路付き
■ 高速A/D変換回路内蔵(1kHzでのサンプルング速度)
【応用】
特定の多波長スペクトル発光をする素材の、高速発光量変化の記録用。
プラズマ発光のモニタリングなど |